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ヘリ墜落、東國製鋼会長ら7人死亡

Posted July. 05, 2001 20:36,   

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東國(トングク)製鋼の金鐘振(キム・ジョンジン)会長をはじめ同社幹部ら12人が乗ったヘリコプターが海上に墜落し、金会長ら7人が死亡、1人が行方不明となり、4人は負傷を負ったまま救助された。事故は、1時間当たり70㎜以上の暴雨による天候悪化が原因と見られている。

▲事故発生〓5日午前11時18分、ごろ慶尚南道鎭海市熊東2洞(キョンサンナムド・ジンへシ・ウンドン2ドン)トキ島沖の海上で、巨濟市(コジェシ)の大宇(デウ)造船に向かっていた大宇航空所属の12人乗りの米国製シコルスキーS76ヘリが墜落した。

この同事故で東國製鋼の金会長とキム・ドンヒョン専務(55)、大宇造船のチョン・クァンシク取締役(55)ら7人が死亡し、同社のキム・シンギ常務(54)が行方不明になった。救助された機長カン・イクス氏(49)ら4人は馬山市(マサンシ)のセ聖母(ソンモ)病院などで治療を受けている。

事故機は同日午前11時10分、釜山(プサン)の金海(キムへ)空港を離陸。東國製鋼の関係者らは、同日午後に予定された大宇造船との鉄鋼価格交渉会議に出席するため、巨濟市に向かうところだった。

事故瞬間を目撃した釜山新港湾建設現場のH建設職員のジェ・チョルジン氏(52)は「突然雨が降り出し、作業を中断して休憩を取っていたが、ヘリが上昇と下降を繰り返したあげく急上昇した後海上に落ちた」と証言した。

一方、事故直後、鎭海市ヨンド洞で刺し身屋を経営しているキム・カンシク(39)さんとチェ・サンジュン(41)さんら住民3人が、1.5トン級の漁船ヨンジン丸に乗って1km離れた事故海域に向かい、生存者4人を救助し死体6つを引き揚げた。

▲事故原因など〓警察は、事故当時、雷とともに暴雨が降りしきる悪天候だったことから、天候悪化による事故の可能性が高いと見ている。機長のカンさんも「厚い霧がかかっていたためすぐ目の前も見えなかった」と語った。

一部では鎭海市安骨浦(アンゴルポ)と釜山の加鄹(カドク)島を結ぶ高圧の鉄塔にヘリがぶつかったの主張も出たが、韓国電力などは鉄塔と電線には別段な異常が確認されなかったと明らかにした。

一方 釜山と統營(トンヨン)海洋警察所属の警備艇や海軍の艦艇など10隻余りと海軍の海難救助隊(SSU)隊員20人余りが出動し、行方不明者の捜索に当たっている。

△キム・ジョンジン△キム・ドンヒョン△チョン・クァンシク△イ・クァンジン(48・東國製鋼部長)△チョン・ウンラク(42・同課長)△イ・ユンウ(44・大宇造船次長)△チョン・ジェクォン(49・ヘリ副機長)

△キム・シンギ

△カン・イクス△シン・オギュン(41・大宇造船次長)△イ・ソクジェ(34・同課長代理)△キム・クンソプ(36・整備士)



姜正勳 manman@donga.com