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イスラエル−パレスチナ、カザー地区で再び交戦

イスラエル−パレスチナ、カザー地区で再び交戦

Posted July. 09, 2001 09:59,   

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暴力事態を終結させるための国際社会の努力にも関わらず、イスラエルとパレスチナとの流血衝突が両側の交戦まで拡大されるなど、鎮静の気配が見られない状況だ。

パレスチナの民兵隊は8日、自治地域であるガザ地区内のラファフにいるイスラエル軍の前方哨所に60発の手榴弾を投げ、射撃を行ったが、これに対してイスラエル軍が対応射撃し、交戦が夜を徹して続いたと、イスラエル軍が明らかにした。

また、同日の明け方に、イスラエル軍がヨルダン川西岸に、軍哨所を建てるために、パレスチナの住居地を攻撃。住民らを暴行したためパレスタイン人7名が負傷されたと目撃者らが伝えた。

一方、同日、ラファフでは、7日にイスラエル軍の発砲で頭を撃たれて死亡したカリル・イブラヒム・アルムグラビ(11)君の葬式が行われた。葬式で、群衆は「復讐」を連呼しながら決死抗戦の意志を示した。

こうした状況の中で、パレスチナ政府スポークスマンとイスラエル議員のベーリン元長官は8日、ヨルダン川西岸のアルラムでアシュライ・パレスチナ議員と会合し、暴力事態の終息に向けた対話再開問題などについて論議した。

アシュライ議員は、「我々は今回の会議で、定着村問題の処理について一部の意見の一致を見た」と語った。