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米ナスダックの急落を受け、株価揺れ動く

米ナスダックの急落を受け、株価揺れ動く

Posted July. 11, 2001 20:33,   

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米ナスダック指数が2千ポイント台を割り込んだことで、韓国などアジア各国と中南米各国の株式市場は軟調となった。ウォン相場は、1ドル1309ウォン台までにウォン安となり、国内金融市場の不安をさらに高めている。

11日、総合株価指数は5日連続で下落を続け、前日より4.95ポイント下げた553.65ポイントで取引を終えた。一時は550台の大台を割る場面も見られた。

コスダック(韓国店頭株式市場)総合指数も2.60%下げた68.07ポイントで、3ヶ月ぶりに70ポイント台を割り込んだ。米ナスダック指数の急落と急速なウォン安、そして指数オプション満期日の到来などの要因が重なり、国内の株式市場の下落をもたらしたといえる。

韓国証券取引所では運輸設備と通信、保険業を除く全ての業種は弱含みとなった。三星(サムスン)電子の株価は17万ウォン台を割り込んでおり、指数関連の大型株と中小型優良株はほぼ全面安となった。

これに先立ち、10日米ニューヨーク株式市場のナスダック指数は、3.15%(63.X2ポイント)下げた1,962.79で取引を終え、3週間で初めて2千台の大台を割り込んだ。

ダウ平均は1.20%(123.83ポイント)下げた10、175.57ポイントで取引を終えた。

ニューヨーク株式市場でオラクル(7%)、サンマイクロシステムズ(5.1%)、クォルコム(4.3%)、インテル(3.8%)など、大型技術株が急落した。

専門家は、今週から発表される米国企業の第2・4半期(4月〜6月)の業績が好転する可能性が低いほか、今年の6回にわたる金利引下げにも関わらず、米経済に鮮明な回復の兆しが出ていないことから、当面ニューヨーク株式市場の上昇を期待することは難しいと見込んでいる。

一方、この日のウォン相場は前日より1ドル当たり9.8ウォン高かの1ドル1308.8ウォンで取引を終えた。



異鎭 leej@donga.com