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陳副首相「BIS比率6〜8%と弾力的に運用」

陳副首相「BIS比率6〜8%と弾力的に運用」

Posted July. 11, 2001 20:34,   

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陳稔(チン・ニョム)副首相兼財政経済部長官は11日、「国際業務を取り扱う銀行は国際決済銀行(BIS)基準の自己資本比率8%以上、その他の銀行は6%以上に維持できるよう、BIS比率を弾力的に運用する」と明らかにした。

陳副首相はこの日、ソウル新羅(シンラ)ホテルで開かれた韓国中堅企業連合会の招請講演でこのように述べ、「金融機関の健全性を確保するため、昨年末までBIS比率を10%以上に維持させようとしたが、銀行がその比率を満足させるため、無理に後順位債権を発行して受益性が落ちた」と付け加えた。

これに関連して財政経済部関係者は、「最近、銀行の経営実態評価項目のBIS比率基準を10%から8%へと引き下げ、国際業務を取り扱わない地方銀行と小規模な銀行の場合、6%に引き下げる案を検討中だ」と説明した。

陳副首相はまた、「今年の経済成長率が4%を上回る見通しで、赤字財政を維持してまで景気の浮揚策を展開するのは望ましくない」とし、「しかし、国内の一部業種の生産施設が過剰状態で、経済成長をリードする大規模な投資計画もないため、設備投資を促進する税制、金融上の政策は継続して維持する」と語った。

これと共に、「米国経済が今年第4・4半期(10〜12月)、遅くとも来年第1・4半期(1〜3月)には回復できるとの見通しが優勢で、来年からは韓国経済も潜在成長率水準の5〜6%ほど成長できる」との予測を示した。



朴重鍱 sanjuck@donga.com