Go to contents

北京、2008年オリンピック招致有力

Posted July. 13, 2001 10:15,   

한국어

中国の北京が2008年のオリンピック開催地として有力になった。

13日、2008年の夏期オリンピック開催地を決定する国際オリンピック委員会(IOC)の第112回総会が開催されているロシア・モスクワの世界貿易センターでは、この日の夜11時(韓国時間)頃に実施される投票を控え「北京有力説」が圧倒的だ。

殆どのIOC関係者は、北京が1次投票で5つの候補都市の中で一番多くの票を集められ、過半数の票を得られず投票が続くとしても開催都市として最終的には選定されるだろうと口をそろえた。

特に、今回の総会を最後に、21年間執権していた権座から退任するサマランチ委員長までも、裏では北京を支持しているし、2000年のオリンピック開催地決定当時、シドニー(オーストラリア)にたった2票の差で敗れたことに対する同情も影響を及ぼすだろうというのが「北京大勢」を裏付けている理由だ。競争都市は、この日に開かれた誘致説明会で北京の弱点である人権問題を使ったが、役不足であった。しかし、強力な競争都市であるパリとトロントの招致関係者は「結果は最後まで分からない。私たちは最後まで最善を尽くす」と決心していた。

オリンピック開催都市の選出は、1次投票で過半数の票を得た都市が開催地として選定されるが、過半数の得票が出なかった場合、過半数の支持を得た都市が出るまで最小得票都市を一つずつ落としていく方法で継続して投票し決める。



張桓壽 zangpabo@donga.com