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三星電子、営業利益63%減少

Posted July. 21, 2001 09:32,   

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世界的な半導体景気の低迷を受け、韓国の「代表企業」と言われる三星(サムスン)電子の第2・4半期(4〜6月)の営業利益が第1・4半期より63%も減少した。

三星電子は、このような背景から設備投資計画を改め、半導体部門の投資額を1兆ウォンさらに減らして投資規模を6兆100億ウォンに縮小することにした。同社の業績悪化と設備投資の縮小は、全般的な景気低迷とあいまって、下半期の韓国経済に大きく響くものと見られている。

三星電子は20日、ソウル汝矣島(ヨイド)の証券取引所で投資家説明会(IR)を開き、第2・4半期に△売り上げ高8兆ウォン(輸出5兆100億ウォン、国内販売2兆9000億ウォン)△税引き前利益9500億ウォン△営業利益6000億ウォンの業績を上げたと発表した。税引き後の純利益は8800億ウォン台であることが分った。

これは第1・4半期より売上高と税引き前利益がそれぞれ7%と39%減り、営業利益は63%も減少したものだ。これにより三星電子の上半期の経営実績は、売上高16兆6000億ウォン、税引き前利益2兆5000億ウォンと集計され、売り上げは前年同期より2%増加した反面、税引き前利益は42%減少した。

事業部門別では、通信が売上高2兆3000億ウォン、営業利益3000億ウォンで、半導体DRAM価格の下落で苦戦している半導体(売上2兆2000億ウォン、営業利益2600億ウォン)を上回った。

特に三星電子の代表的な収入源の半導体部門は、第2・4半期の営業利益が第1・4半期より75%くらい減り、世界半導体市場のDRAMのミスマッチが解消されない限り、下半期からは赤字に転じる可能性が大きいことが懸念されている。

一方、同社側は半導体部門が6月に赤字を示したという一部の主張に対して、「半導体は6月にも営業利益を出した」と述べた。

三星電子は同日、機関投資家を対象に、他企業が減産を本格化する場合は減産も考慮するかもしれないが、現段階では計画がないことを明らかにした。



parkwj@donga.com