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ARFで南北対話の再開を模索

Posted July. 23, 2001 19:02,   

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韓昇洙(ハン・スンス)外交通産部長官は、24日から26日までベトナムのハノイで開かれる「東南アジア諸国連合(ASEAN)+韓国、中国、日本」及びASEAN地域フォーラム(ARF)外相会議とASEANと域外対話国との拡大外相会議(PMC)に参加するため、23日出国する。

韓長官は、これらの会議で昨年の南北首脳会談以後の南北関係の進展情況について説明し、韓半島の平和定着のためのARF会員国の支持を要請する一方、2次南北首脳会談の早期開催の重要性を強調する方針だ。また、会議閉幕と共に採択される議長声明に、このような内容の「韓半島項目」が盛り込まれるよう外交活動を繰り広げる予定だ。

韓長官は、特に朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の白南淳(ベク・ナムスン)外相の代わりに会議に出席する外務省の許鐘(ホ・ジョン)巡回大使など、北側代表団と随時、接触を図り、南北対話の再開と国際舞台での協力方法問題などについて話し合う計画だ。

この他、中国の唐家王旋外相との会談では韓半島情勢や北朝鮮脱出者問題について、日本の田中真紀子外相とは歴史教科書のわい曲問題や漁業紛争について集中的に論議する。

米国のパウエル国務長官は、27日から2日間、韓国を訪問することになっているため、正式な外相会談を予定してはいないが、会議の流れの中で会合の機会が作れるものと見られている。

今回の会議では、ARFの役割拡大に向けて△予防外交△議長の役割の強化△専門家および著名人の登録など、3つの主要文書の採択と、海賊、小型兵器、不法移民など、超国家的な犯罪に対する対策が重点的に論議される。



金影植 spear@donga.com