金美賢３位、「まだ希望はある」

金美賢（キム・ミヒョン）が米女子プロゴルフツアー・ビックアップル・クラシック（賞金総額９５万ドル）で、最悪のコディションの中でもシーズン初優勝に向けて奮闘している。

２２日、ニューヨーク州ワイカギルＧＣ（パー７１、６１６１ヤード）で開かれた３日目。金は１イーグルと２バーディーを上げたが、ボギーとダブルボギーもそれぞれ１打ずつ加え１打を減らすのに止まった。中間合計７アンダー２０６打で、前日と同じ３位タイには付けているが、首位との差は４打に広がった。シーズン２勝を狙う昨年の準優勝者のロジー・ジョーンズ（米国）は中間合計１１アンダー２０２打で単独１位。

今年に入って１９大会で優勝を果たせなかった金は、最近１週間で、５回も大量の鼻血が出て、今大会とプロアマ大会まで途中で諦めるほどだった。体調が悪いためプレーが乱れた金は、２番（パー３）で正確なティーショットを放ちバーディーとしたが、５番（パー４）でドライバーショットをバンカーに入れた後、３オン３パターでダブルボギーとなった。以来９連続パーとした末、15番（パー５）で７ｍのパットを成功させてシーズン２回目のイーグルを上げ回復するかのように見えたが、１７番でボギー、１８番をバーディーとしたが、この日がスコアーを一つ伸ばすのに止まった。

一方、金は同日、米国系買収合併投資会社のエマージェントグループと、３年間同社の株式５０万株（時価５０万ドル相当）を受け取る条件でスポンサー契約を結んだ。またシーズン賞金ランキング１０位内に入ると１０万株のストックオプションを受ける他、ツアー大会に出場する際、必要な場合は自家用飛行機も提供してもらうことにした。その代わり金は上着の左側にエマージェントグループのロゴを付けることになる。

新人王候補第１位のハン・ヒウォン（２３、フィラコリア）は２バーディー、６ボギー、３ダブルボギーで、なんと１０オーバーとなり、合計６オーバー２１９打で前日８位タイから６１位タイに後退した。

金鍾錫 kjs0123@donga.com