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メジャー無冠のデュバル、「今度こそは」

メジャー無冠のデュバル、「今度こそは」

Posted July. 23, 2001 19:03,   

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第130回全英オープンの優勝トロフィーは、果たして誰の手に渡されるのだろうか。

大会3日目が終了した時点だが、誰が栄光の優勝トロフィー、クラレットジャグを手にすることができるのか、予断を許さない状況となっている。

22日、英国のロヤルリザム・アンド・セントアンズGC(パー71)で行われた3日目。「孤独な2人者」デービット・デュバル(30・米)はメジャー無冠の無念を晴らすかのように、7バーディー、1ボギーで回り、今大会の三日間でもっとも低いスコアの6アンダー、65打を記録した。中間合計6アンダー、207打で元マスターズ・チャンピオンのベテラン、イアン・ウーズナム(43・英)とベルンハルト・ランガー(44)、無名のアレックス・チェイカ(31・以上ドイツ)とともに、先頭グループを形成している。

2日目まで首位を守っていたコーリン・モンゴメリー(英)が、ティーオフする時間の前から一位に躍り出たデュバルは、メジャー大会とは不思議といってもいいほど、縁がなかった。今年のマスターズで準優勝にとどまり、全米オープンでは3日目まで首位を守っていたが、最終日に崩れ、結局は16位に後退した。デュバルは「これまでのメジャー大会でも、常に優勝圏内にあったが、終盤で崩れていった」と述べ、「今回だけはいかなる悪条件でもやり遂げられることを皆に示したい」と話した。

デュバルが自らのメジャー初勝利に向けた意志を燃やしているが、彼は渋滞に巻き込まれている数多くの車の中の一台に過ぎないかもしれない。欧州勢の3人と同打となっており、モンゴメリー、M.Aヒメネス(アルゼンチン)、J.パーネビック(スウェーデン)、N.プライス(ジムバブウェー)など、9人の5位タイグループが1打差で追い上げている。中間合計4アンダー、209打のE.エルス(南ア)とS.ガルシア(スペイン)なども14位タイで、先頭グループを2打差で追っており、優勝を狙っている状況。

反面、大会2連覇を狙うタイガーウッズ(米)は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギー、2オーバーパーにとどまり、合計1アンダー、212打で前日9位タイから28位タイに後退した。4番ホールまで2打を縮めたウッズは7番ホール(パー5)でティーショットを右ラフに打ち込み、セカンドショットまでアンプレアブルを宣言、結局5オン2パットでダブルボギーを叩いてしまった。ティーショットが連続してフェアウェイを外し、苦戦を強いられたウッズは、ホールアウトした後、ブッチハーモンコーチからドライビングレーンジで45分間特別指導を受け、タイトル防御に向けた意志を燃やした。ウッズは「残念なラウンドで、最終日の天気が悪くて先頭グループが不調であってこそ、逆転が可能と見られる」と予想した。

メジャー大会で3回準優勝しているモンゴメリーもパットの不調で2オーバーにとどまり、首位の座を明け渡した。



金鍾錫 kjs0123@donga.com