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朴賛浩、5年連続の二桁勝利達成

Posted July. 25, 2001 19:36,   

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「コリアン・エックスプレス」朴賛浩(パク・チャンホ、28、LAドジャース)が待望の5年連続の二桁勝利を達成した。

朴は24日、ミラーパークで行われた米大リーグ、ミルウォーキー・ブルワーズとの遠征試合で先発登板し、6回と3分の2イニングを投げ、5安打1失点で抑え、今季10勝目(6敗)を挙げた。5奪三振、1四球に投球数は105球。

97年から先発ピッチャーの座を固めている朴は、同年14勝を皮切りに98年15勝、99年13勝、去年18勝を挙げたのに次ぎ、今季は22試合目にして再び二桁勝利を挙げた。

19日のミルウォーキー戦では生涯初の無4死球の完封勝ちを成し遂げた朴は、対ミルウォーキー戦2連勝を挙げ、平均自責を3.00点から2.93点に下げた。これで朴の対ミルウォーキー戦成績は負け無しの6連勝。一方、「目の上のこぶ」のような存在の朴に、またもや敗れたミルウォーキーは、今季最多の10連敗に陥った。

蒸し暑い天気の中でシャツを4着も着替えた朴は、「ミルウォーキーになぜ強いのか自分にもよく分からない」といい、「先週登板した経験が大きく役立ったようだ」と話した。剛速球を中心に投げていた19日の試合とは異なり、この日は暑い天気でチェーンジアップをよく駆使したという。

ドジャースのジム・トレーシ監督は「朴が見事なピッチングをした」とし、「今日の制球力を維持できれば、メジャーリーグ最高の投手に仲間入りできる」と誉めた。

10勝に向けた朴のスタートは不安な様相を呈していた。1回裏ワンアウトで迎えたべリアードとバーニツに連続安打を打たれた後、セッソンの犠牲フライで1点を先に許した。しかし、2回表べートレの同点ホームランで負担が軽くなった朴は、2回から4回までの3イニングを3者連続の凡退で凌ぎ、自らのペースを取り戻した。5回裏にはツーアウト1、2塁の危機を迎えたが、次のホワイトをセカンドフライでしとめ、危機を乗り切った。

朴が好投する間、ドジャースは1対1の同点で迎えた3回表アンアウト2塁でクリス・テンソンのライト前ヒットで逆転し、6回表には新しい「朴の助っ人」、ション・グリーンのソロホームランに支えられ、2点差で引き離し、勝利を確実なものにした。

朴は3対1でリードしていた7回裏ツーアウト1、2塁でハージスにマウンドを譲った。ハージスは9番の代打、ロぺーズに体にあたるボールを投げ、ツーアウト満塁の状況に追い込まれたが、ホワイトを一塁手ゴロでしとめ、朴の勝利を守った。

この日の朴の見事なプレーはマウンドにとどまらない。打席においても3回表ノーアウト1塁で犠牲バントを決め、チームが決勝点を挙げる土台を作り、5回表には右側の塀をワンバウンドで超える今季3本目の二累打を放った。

朴は29日午前5時コロラドロッキーズとのホーム試合で3連勝とともに今季11勝目に挑む。



金鍾錫 kjs0123@donga.com