韓国とフランスは、フランス国立図書館が所蔵している外奎章閣図書の中で唯一本と、韓国に二冊以上ある複本を互いに交換することで合意していたことが25日、明らかになった。
両国は韓相震(ハン・サンジン)大統領諮問政策企画委員長とフランスのジャークサルア監査院最高委員がそれぞれ首席代表として参加した中、24日パリーで開かれた外奎章閣図書の返還をめぐる交渉で、このような合意に至ったという。
両国はこの合意を受けて、当初24日までになっていた交渉を25日にも継続して開き、交換図書の目録と範囲などに関する具体的な協議を行った。
金大中(キム・デジュン)大統領とシラク・フランス大統領は、去年10月の首脳会談で外奎章閣図書の返還問題は両国が所蔵している古文書をお互いに交換する形で解決していくことで合意している。
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