国民住宅銀行の合併銀行頭取に金正泰氏が選定

国民（ククミン）−住宅（ジュテク）銀行の合併銀行頭取候補に、国民銀行の金正泰（キム・ジョンテ、５４）頭取が選定された。

合併銀行の頭取（ＣＥＯ）選定委員会委員長（キム・ビョンジュ、西江大教授）は２６日、「選定委員６人の全会一致の形で、金正泰頭取を新しく発足する合併銀行の頭取候補に選定した」とし、「大変な時期に合併銀行を超優良銀行に発展させ、政府が進めている金融構造改革の舵取り役として、金正泰頭取が適しているとの結論を得た」と説明した。

金正泰頭取は選定の発表があった後、「金商勳（キム・サンフン）国民銀行頭取が合併銀行の理事会議長を務めてほしい」と提案した。

金正泰頭取は「合併作業を効果的に進めるため、頭取を含む国民銀行の役員２人と、住宅銀行の副頭取、ＩＮＧベアリングから推薦する金融専門家ら、５人の最高経営陣を構成する」とし、「強制的な人員削減はない」と強調した。

一方、国民銀行の労働組合は同日、金正泰合併頭取の候補選任は決して認めないとの反対声明を発表した。国民銀行の労組は同日午後３時３０分から、本店会議室で緊急非常運営議員会を開いて、ストライキに突入するかどうかなどについて話し合っている。

nirvana1@donga.com