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北朝鮮IAEA調査に協力せねば軽水炉計画停止も

北朝鮮IAEA調査に協力せねば軽水炉計画停止も

Posted July. 28, 2001 09:22,   

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米国務省のプリチャード韓半島和平交渉担当特使は26日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に軽水炉の主要部品を供与する段階で実施されるようになっている国際原子力機関(IAEA)の調査を北朝鮮が拒否する場合、軽水炉供与事業は停止すると警告した。

プリチャード特使は米下院外交委員会のアジア太平洋小委員会での証言を通じて、北朝鮮の核凍結などを定めた94年の米朝枠組み合意(ジュネーブ枠組み合意)によるIAEAの査察を北朝鮮が受け入れない場合、韓半島エネルギー開発機構(KEDO)が北朝鮮への軽水炉供与事業をストップするかどうかを問う質問に対しこのように述べた。

プリチャード特使は「ジュネーブ合意は軽水炉の主要部品が北朝鮮に搬入され、追加の工事が行われる前に、北朝鮮がIAEAの指示による核拡散禁止条約(NPT)上の義務を必ず全面的に果たすよう明示している」と強調した。

同特使は「もしそうした義務を果たせねば追加工事は続行されず、軽水炉事業は北朝鮮が同義務を完全に果たすまでストップする」と明言した。

米国と北朝鮮は94年のジュネーブ枠組み合意を通じて、北朝鮮の以前の核活動に対するIAEAの査察を、軽水炉の主要部品が搬入される前に実施するよう定めている。

米国などは北朝鮮が以前IAEAに申告したもの以上にプルトニウムを抽出し、これを土台に核兵器を製造したかどうかについて、2年くらいにわたって進められる調査を通じて判断できるものと見ている。



eligius@donga.com