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野菜価格が急騰し、庶民の家計にしわ寄せ

野菜価格が急騰し、庶民の家計にしわ寄せ

Posted July. 31, 2001 21:07,   

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集中豪雨で大根、白菜など野菜類が値上がりしている。一方、来月ごろには品目別に値段が騰落するものと見られる。

30日、農村経済研究院が発表した「農業観測」によると、8月には白菜、大根、玉ねぎが出荷量の増加で値下がりし、唐辛子、にんにくは値上がりする。

農林部によると、この日ソウル・可楽洞(カラクトン)の農水産物市場で大根は5トン・トラック一台分が前日より25万ウォン値上がりした665万ウォン。これは例年価格(163万ウォン)より3倍以上高い水準である。

白菜は5トン・トラック一台分が前日より10万ウォン値上がりした330万ウォンで取り引きされた。キュウリ(20kg)が前日より9500ウォン高い2万9000ウォンに売られ、キャベツ、青唐辛子、カボチャ、ねぎ、すいか、マクワウリ、トマトなどの値段が一斉に値上がりした。農経研が明らかにした8月の野菜と果物の価格見通しは次の通り。

▲野菜〓高冷地野菜は栽培面積が去年より4%程度減少し、出荷量も2%ぐらい少なくなるものと見られる。しかし、出荷量が干ばつで急減した春の白菜よりは多くなり、白菜の値段は下がるものと予想される。

高冷地大根は出荷量が去年より少なくなるが、高昌(コチャン)、霊巖(ヨンアン)、唐津(タンジン)など平地で栽培された夏の大根の出荷量は増え、8月半ば以来、価格は下落するものと思われる。

唐辛子は干ばつで栽培面積が減り、値段が上がる見通し。にんにくは生産量が減り、にんにくの卸し売り価格は去年より値上がりした一kg当たり1500ウォン前後になるものとみられる。

▲果物〓りんごは栽培面積が去年より9%減り、8月から出荷されるつがる品種は生産量が18%減少し、価格は去年より上がるものと思われる。ナシは栽培面積が2%ほど減少したが、栽培状態が良好で、生産量は去年より11%増加し、値段は例年水準を維持するか、やや下がる見通し。

ブドウは路地面積の減少で生産量が去年より3%ぐらい減り、値段は去年(巨峰商品基準4kg1万5500ウォン)よりやや上がるものと見られる。



金相哲 sckim007@donga.com