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やはりウッズ・ソレンスタム組が一枚上手

やはりウッズ・ソレンスタム組が一枚上手

Posted August. 01, 2001 20:00,   

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「世紀のショット対決」は18ホールを回っても終わらなかった。

グリーンはいつのまにか暗闇に包まれ、照明塔の灯かりにクラブが輝いていた。

プレーオフ最初の18番(パー4、335ヤード)で、先の全英オープン制覇のデュバル(米国)が約4mのパーパットを外した半面、ウッズ(米国)は約60cmのパーパットを慎重に沈めて勝負を決めた。男女の世界トッププロゴルファーがペアを組んで戦った「夢の対決」で、タイガー・ウッズ、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)組がデービッド・デュバル、カリー・ウェブ(豪)組を破り、勝利を手にした瞬間だった。

31日、米カリフォルニア州パームデザートのビッグホーンGC(パー72、6973ヤード)で行われたこの日の対決で、ウッズ・ソレンスタム組は終盤に追い上げのチャージを掛け、ものの見事に逆転した。ウッズ・ソレンスタム組は賞金170万ドルのうち120万ドルを獲得した。

同日、4人のトップゴルファーは時速48kmに及ぶ強風と固くて早いグリーンで苦戦した。ティーショットはことごとくフェアウェーを捉えることができず、ウッズとソレンスタムはスタンスが定まらない位置から左打ちを披露する場面もあった。

ウッズは「我々4人は皆が最高の選手だと言えるが、非常に厳しい条件と競技方式のため、リズムを掴むのが難しかった」と述べた。

ソレンスタムは「希望通りのプレーはできなかったが、良いパートナーに恵まれて勝つことができた」とし、「女子ゴルフの振興に向けた記念日として記録されるだろう」と感想を語った。

ペアを組んだ男女二人の選手が交互に球を打ちマッチプレーで戦った今回の大会で、世界男女ゴルフランキング1位のウッズとソレンスタムは、初めから息がぴったりと合った試合を展開し、常にリードを保ち、最高のプレーを披露した。

二人は8番まで2アップでリードし、順調なプレーを続けた。2番(パー4)でウェブがあっけなく下りのパターでミスをし、デュバルに18m距離のパーパットという負担を負わせたのに対し、ウッズ・ソレンスタム組は3オン1パットでパーを決め、7番(パー5)ではソレンスタムがバーディーを成功させた。

しかし、2位のレッテルを剥がそうと奮戦するデュバルとウェブの反撃も激しく、9番(パー4)と10番(パー4)で追いつき、リーダーボードには「オールスクェア(同点)」という文字が刻まれた。

勢いに乗ったデュバルとウェブは11番(パー4)でパーパットを沈め、1アップで逆転し、15番(パー5)では2オン2パットとバーディーを決め、2アップと差を広げ、優勝に大手を掛けたかのように見えた。

しかし、ウッズとソレンスタムは16番(パー3)で追い上げに拍車をかけた。ソレンスタムが6番アイアンでカップ横3.6m地点に球を落としたのに次ぎ、ウッズがこれをパーで決め、3パットでボギーとしたデュバル・ウェブ組を1ダウン差まで追いついた。

17番ホール(パー4)では両組ともボギーをたたき、優劣がつかなかったが、18番でウッズがセカンドショットをカップ横3m地点に近づけた後、ソレンスタムがバーディーパットで締めくくり、勝負をプレーオフに持ち込んだ。



金鍾錫 kjs0123@donga.com