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サンマ漁再開で韓日葛藤

Posted August. 03, 2001 20:24,   

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韓国漁船が1日から南クリル列島(北方四島)沖でサンマ漁の操業を再開したことから、日本側は2日、駐日韓国大使を呼んで抗議する一方、周辺の三陸沖で韓国船の操業を禁止する措置を取るなど反発している。

日本の植竹繁雄外務副大臣は2日午前、崔相龍(チェ・サンヨン)駐日韓国大使を呼んで「日本領土である北方四島沖で韓国船が日本の許可も得ずに操業するのは残念」だとし抗議の意を伝えた。

これを対し崔大使は「今回の操業は純粋な漁業問題であり、領土問題とは関連がない」とし、三陸沖での操業禁止措置を撤回することを求めた。

植竹副大臣はドブロボリスキー駐日ロシア代理大使も呼び、来年からは韓国など他国に北方四島での操業を許可しないよう促した。

これに先立ち、田中真紀子外相は1日夜、談話を発表し、北方四島の周辺沖は日本固有領土だと主張し、韓国とロシア側に対し日本側の操業中断要求に誠意ある対応を促した。

日本政府と連立与党は1日、韓国漁船の北方四島水域での操業に対する対応措置として韓日漁業協定で合意していた韓国側の三陸沖でのサンマ漁の操業を禁止することを決めた。

日本側は先月28日、「北方四島沖で日本の許可なしに操業を強行しない時に限って、三陸沖の操業を許可する」という条件付きの許可証を韓国漁船に発行していた。



李英伊 yes202@donga.com