大宇(デウ)自動車の業績だけが振るわないものの、現代(ヒョンデ)、起亜(キア)自動車の販売が好調で、今年に入って7ヵ月間に米国で販売された韓国製自動車が30万台を突破した。
1日、現代・起亜・大宇の米国内の販売法人によると、今年に入って7月末まで、米国で販売された韓国製の自動車は合わせて35万1097台と、去年の同じ期間より28.4%(7万7800台)が増加した。
企業別には△現代19万5832台(去年同期比33%増)△起亜12万1038台(39.45%増)△大宇3万4427台(31.1%)の順となっている。
現代、起亜はエラントラ、セピア、スポティージなどの販売減少にもかかわらず、今年初めて米市場で販売し始めたサンタフェ、XG300、リオ、オプチマなど新車の人気に支えられ、 販売が全体的に大きな伸びとなった。
大宇はレガンジャ1万3741台、ヌビラ1万580台、ラノス1万106台などの販売実績を上げたが、本社の構造調整とゼネラルモーターズ(GM)への売却交渉などの影響で不調だった。大宇は今秋に売却交渉がまとまれば、攻撃的なマーケティングで販売台数を大幅に伸ばせるものと期待している。