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ソウル大学の新入生、大都市出身の偏重が顕著

ソウル大学の新入生、大都市出身の偏重が顕著

Posted August. 04, 2001 09:48,   

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ソウル大の新入生のうち、父親の職業が管理職や専門職などのホワイトカラー階層である学生の比重が年々増えていて、女子大生の比率も急上昇していることが明らかになった。 また、ソウルなどの大都市出身(主な成長地域)者が目立っており、学校外授業を受けた経験のある新入生が62.2%を占めていることが調査で分かった。

こうした結果は、ソウル大の学生生活研究所が今年の新入生3775人を対象に調査してまとめた「2001年ソウル大新入生の特性調査報告書」で明らかになった。

この調査によると、父親の職業は管理職(企業や社会団体の幹部、高級公務員など)28.0%、専門職(医師、大学教授、法曹界の人など)24.8%、事務職(会社員、銀行員、一般公務員など)16.5%、販売職(卸し売り・小売りの商人、不動産仲介人など)9.7%、生産職8.5%、サービス職5.3%、農・漁業3.5%などの順となっている。

父親の職業のなかで、管理職・専門職などの高所得ホワイトカラー階層の場合は、昨年それぞれ26.6%、23.2%だったのに比べ増えているのに対し、生産職の場合は昨年9.3%から0.8%減少するなど、ここ5年間減少傾向にある。

女子大生の割合は、96年25.2%から年々増え、2001年には38.2%に増えている。しかし、工学部や法学部などでは男子学生の割合が75%を上回る反面、看護学部・美術学部などは女子大生の割合が、85%以上を占めており、相変わらず単科大学別の男女の差が大きいことが分る。

主な成長地域を表す出身地域の分布では、ソウルが半数近い47.3%で昨年の45.2%より2.1%増加するなど、ここ数年ソウル出身者が増えつつある。

従って、ソウルや6大広域市などの大都市出身者は77.0%で全体の4分の3を超えている。過去3年間の大都市出身者の割合は、98年67.8%、99年71.3%、2000年76.2%だった。



credo@donga.com