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ロシア、北朝鮮に南北会談促す

Posted August. 04, 2001 09:48,   

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ロシアを訪問している金正日(キム・ジョンイル)朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)総書記は4日、ロシアのプーチン大統領と単独及び拡大会談を行い両国の懸案について論議する。

ロ朝首脳会談では△両国の軍事協力及び経済協力△シベリア横断鉄道(TSR)と韓半島縦断鉄道(TKR)の連結△南北対話△北朝鮮のミサイル開発問題——などが重点的に論議される予定だと、外交筋が3日明らかにした。両首脳は会談を終えた後、昨年7月のプーチン大統領の訪朝の際に発表した合意に基づき、両国関係と主な国際懸案に対する立場をまとめた「モスクワ共同宣言」を発表する予定だ。両国は、鉄道協力協定などいくつかの協定も締結する。

これに先立ち金総書記は3日午後遅く(韓国時間4日午前)モスクワのヤロスラブル駅に到着した。

金総書記は5日、プーチン大統領ともう一回会談した後、6日にロシア第2の都市サンクトぺテルブルグ入りする。

政府当局者は3日、「ロシアは今回の首脳会談を通じ南北双方に影響力を持っていることを誇示しようとするだろう」とし、「これにより、ロシア側は南北双方に受け入れられる南北対話への支持を再確認するなど、第2回南北首脳会談開催問題などについて言及するものと見られる」と述べた。日本の共同通信はモスクワの消息筋の言葉を引用し、プーチン大統領が金総書記に早期に第2回南北首脳会談の開催を促す可能性があると報じた。

一方、金総書記は4日の首脳会談に次ぎ、5日にはロシア下院議員と面談しサンクトペテルブルグを訪問するなど、後続日程を終えた後、7日にはモスクワに戻り文化行事に参加してから8日に帰国する予定の模様だ。

このため、当初の帰国予定日だった18日頃より日程を繰り上げ15日頃には平壤に帰ることになった。



kimkihy@donga.com