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政府、平和道路の綜合建設計画を確定

Posted August. 07, 2001 10:20,   

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雪嶽山(ソラクサン)山と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金鋼山(クムガンサン)を連係した「国際観光の自由地帯」の設置が進められる。また本格的な南北交流に備えて、西の仁川江華郡(インチョン・カンファグン)〜東の江原道固城郡花津浦(カンウォンド・コソングン・ファジンポ)区間の東西間道路を「平和観光路」として整備する計画だ。

政府は6日、こうした江原道の計画など全国7道の建設綜合計画に、向こう20年間560兆6000億ウォンを投入する「第3次道建設綜合計画」を確定したと発表した。

同計画によると、江原道は軍事境界線の10〜15km南側にある国道と地方道路、市・郡の道路などを整備し一部区間を新設するなど、およそ295kmにわたって東西を貫通する道路「平和観光路」を建設する計画だ。

また、南北の境界地域に韓民族平和地帯、雪嶽〜金鋼圏の自由地帯など、7区間の開発が進められる。鉄原(チョルウォン)〜平康(ピョンガン)をつなぐ3番と5番(華川〜平康)、7番(杆城〜長箭)、31番(楊口〜栢ヒョン里)などの国道と京元線(キョンウォンソン、ソウル〜元山・慶興区間)金鋼山線など南北間の寸断された道路と鉄道網も復旧する計画だ。

忠北(チュンブク)は、環境に優しく歴史、文化が共存する内陸の新産業中心地域として、忠南(チュンナム)は、中国との交流協力に備えた環黄海海洋交流の中心地域としてそれぞれ育成される。

全北(チョンブク)は、伝統文化環境事業と共に国際的な中継貿易の拠点に、全南(チョンナム)は、「2010年麗水(ヨス)世界博覧会の招致」などを目指し、海洋観光の中心地として開発する。

慶南(キョンナム)は、閑麗(ハンリョ)海上を中心とした海洋観光事業と先端機械産業の先導地域として育成し、慶北(キョンブク)は、環東海地域の先端産業および文化中心地域としての発展を誘導する。

ソウル市と6の広域市は都市基本計画、京畿道(キョンギド)は首都圏の整備計画、済州道(チェジュド)は綜合発展計画に切り替えられ、道の建設綜合計画から除外された。

道の建設綜合計画は、5年単位で再調整され、投入される財源は国費324兆2000億ウォン、地方費90兆6000億ウォン、民間資本145兆7000億ウォンなどだ。



具滋龍 bonhong@donga.com