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金大統領、「年内にワークアウト企業の処理を」

金大統領、「年内にワークアウト企業の処理を」

Posted August. 08, 2001 10:30,   

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金大中(キム・デジュン)大統領は7日、「はたしてワークアウト(企業改善作業)制度を導入したことが、韓国経済にとって役に立ったのかどうかをめぐる疑問の声が出はじめている」とし、「ワークアウトの対象企業を出来るだけ早く何らかの形で処理し、政府としてもその処理をめぐって、これ以上悩んではいけない」と指摘した。

金大統領は果川(クァチョン)政府庁舎で、陳稔(チン・ニョム)副首相兼財政経済部長官や経済関係閣僚らと昼食を共にした席で「政府が社債を速やかに買入れる計画も約束通り年末まで完結させなければならない」と強調したと朴鉂瑩(パク・ジュンヨン)大統領公報首席秘書官が伝えた。

これと関連し、大統領府関係者は「金大統領の指摘は、現時点で再生の可能性がある企業は再生させる半面、再生の見込みのない企業は市場から清算させる、との意味」だとし、「ワークアウト企業の整理は年内に終わらせる」と述べた。現在、ワークアウトの対象企業は合わせて35社。

懇談会で金大統領は「韓国経済が、資金繰りも安定しており、内需も活気が見られるようになった」とし、「外国への輸出にだけ拘らず、国内の購買力を創出することによって経済を安定させていくべきだ」と語った。

金大統領はまた「構造調整と景気のテコ入れ策を分離して述べる極端な考え方は控えるべきだ。常に構造調整に力を入れ、景気対策も並行して進めていかなければならない」と強調した。



ysmo@donga.com