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輸出採算性、2年連続悪化

Posted August. 08, 2001 10:30,   

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韓国企業が外国企業との貿易を通じて得られる採算性が順次落ちつつある。輸出価格が輸入価格よりさらに早い速度で下落しており、商品を海外に輸出した後輸入できる商品の量が減っているからだ。

7日、中央銀行の韓国銀行(韓銀)は、韓国の貿易環境が第2・4半期に前年同期比9.6%悪化していると明らかにした。これによって貿易環境99年第2・4半期以来2年連続して悪化した。

貿易環境とは、輸出1単位で輸入できる輸入量を示したもので、輸出採算性を計る指標。第2・4半期中の輸出単価は13.9%をも落ちた反面、輸入単価は4.8%の下落にとどまり貿易環境が67.0となり、前年第2・4半期比(74.1)9.6%の下落になったと、韓銀は説明した。

韓銀は、半導体と情報通信機器の輸出単価が下落し貿易環境がさらに悪化しており、前年第4・4半期の輸出単価が下落傾向に転じて以降、下落率が拡大される傾向を見せていると明らかにした。

物量基準では、輸出物量は同期間中に軽工業製品の減少傾向が強まったうえ重化学工業製品も増加傾向が10.9%へと鈍化されたことから、前年同期比3.3%の増加にとどまった。これは99年第4・4半期(1.6)以降最も低い増加率だ。

また輸入物量は、消費財の輸入が小幅に増加したが、原資材および資本財の輸入(−15%)が輸出の減少などのため大きく減り前年同期比7.9%減となった。輸入物量の減少は98年第4・4半期(−15%)以降初めてのこと。



李憲鎭 mungchii@donga.com