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IMFからの借入金、今月末返済完了

Posted August. 10, 2001 09:30,   

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韓国が3年8ヵ月ぶりに国際通貨基金(IMF)の管理体制から完全に卒業することになった。

財政経済部(財経部)は9日、IMFからの借入金のうち、残額の1億4000万ドルを23日に返済すれば、60億ドルにのぼっていた待機性借款全額の返済が完了することになると明らかにした。

これで1997年12月、韓国が緊急融資を申請して以来、44カ月ぶりにIMF管理体制から脱すると共に、IMF債務国から債権国へと転じることになる。

1999年9月、短期性高金利借入金の補完的準備融資(SRF)135億ドルを返済したのに次ぎ、今度の返済で韓国はIMFから借り入れた195億ドル全額を返済することになった。

韓国は補完的準備融資を返済した後も20億ドル以上の借入金を抱えていたため、事後点検プログラム対象(PPM)国に指定されてIMFの間接管理を受けてきた。

当初待機性借款は3月から返済し始め、2004年5月までに返済を完了するとの約束だったが、去年8月、韓国の外貨保有高の水準などを勘案し、IMFが早期返済を要請してきたことを受け入れて、返済の日程が3年ほど繰り上げられた。

財経部の南鎮雄(ナム・ジンウン)国際機構課長は、「通貨危機当時、39億4000万ドルまで減っていた外貨保有高が7月末現在970億6000万ドルへ回復したため、危機克服資金の性格の強いIMFの借入金の繰り上げて返済した方が国家信頼度を高めるのに有利だと判断した」と述べた。

今回の債務返済で、緊急資金を支援されて以後11回に渡って行ってきたIMFとの経済政策交渉も終わり、今後はIMF加盟国として毎年11月、参考会議である年次交渉だけ参加することになる。



朴重鍱 sanjuck@donga.com