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国連「中国は脱北者難民を認めるべき」

Posted August. 11, 2001 10:27,   

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国連人種差別撤廃委員会は9日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)からの越境者を難民として認めず、強制送還するとの中国政府の措置に対して懸念を表明し、全ての難民と亡命申請者に同等な処遇を保障するために必要な措置を取るよう求めた。

人種差別撤廃委は、この要求に対する具体的な実現に向けて、法律や行政面での根拠となる条項を設け、難民地位判定に必要な客観的な基準を設置するよう求めた。

人種差別撤廃委はこの日に採択した「中国の対韓審査結果報告書」で、国連難民高等弁務官室(UNHCR)によって脱北者が難民として認められているにもかかわらず、中国では脱北者による亡命要請が拒否されているとし、北朝鮮の亡命申請者の処遇に格別な懸念を表明した。