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「改憲文書」の真相をめぐった論争が激化

「改憲文書」の真相をめぐった論争が激化

Posted August. 11, 2001 10:27,   

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朝鮮(チョソン)日報が10日付の報道を通じて「改憲文書」の作成者として指摘した野党民主党の朴洋洙(パク・ヤンス)議員は、同日朝鮮日報と取材記者を出版物による名誉き損容疑で検察に告訴した。

朴議員は、「朝鮮日報が報じた文書は、第3勢力が民主党と私を害するためねつ造したもの」だとし、「朝鮮日報と記事を書いた記者に対し法的対応をせざるを得ない」と語った。

朴議員は、「私が作った文書は今年3月作成した『2002年大統領・団体の長・地方議員選出関連の問題点および改善策』の1件のみで、通常の代議員選出の手続きなど実務レベルの内容が盛り込まれている」としたうえで、「朝鮮日報が9日付で報じた改憲関連文書や10日付で報道した与党3党(民主党、自由民主連合、民主民国党)の単一候補選出関連の文書などは、私とは何ら関係がない」と述べた。

これに対し朝鮮日報側は、民主党担当記者を通じて朝鮮日報が入手した、2002年大統領候補選出関連の検討、2002年大統領・団体の長・地方議員候補選出関連の問題点および改善策、世論調査結果の分析報告書——など3件の文書の表紙を記者らに公開した後、「これら諸文書は、改憲問題を取り扱った『今後の政治日程』文書と共に朴議員が作成したもの」だと反発した。

一方、野党ハンナラ党の権哲賢(クォン・チョルヒョン)スポークスマンは同日、「今回の改憲文書が民主党の組織責任者である朴議員が作ったものであるならば、これは金大中(キム・デジュン)大統領の指示によって作成され、金大統領に報告された文書と見るしかない」とし、これに対する釈明を求めるなど、金大統領に対する10項目の公開質疑書を発表した。



尹永燦 yyc11@donga.com