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李相虎前団長と前大統領府行政官に令状請求...仁川空港疑惑事件

李相虎前団長と前大統領府行政官に令状請求...仁川空港疑惑事件

Posted August. 13, 2001 10:14,   

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仁川地検は12日、仁川(インチョン)国際空港公社の李相虎(イ・サンホ)前開発事業団長と鞠重皓(クク・ジュンホ)前大統領府行政官の二人に対して、逮捕令状を請求した。李前団長には偽計による業務妨害および出版物による名誉毀損、仁川国際空港公社法違反の三つの容疑が、鞠前行政官に対しては、公務上秘密漏洩および業務妨害の二つの容疑がそれぞれ適用された。

検察によると、李前団長は6月21日に、「土地使用料の欠落」など変更された選定基準を 約80社の開発事業参加対象業者に知らせなかった容疑がかけられている。 また、空港公社の姜東錫(カン・トンソク)社長が、「収益性の割合を重視するように」と指示したにもかかわらず、評価委員らに「実現可能性に重点を置くように指示した」とし、公正な審査を妨害した疑いが持たれている。

検察は、「李前団長は、姜社長とスポーツソウル21の代表である尹興烈(ユン・フンリョル)氏が政府高官を通じてロビーを行ったかのように虚偽事実を流布し、姜社長と尹氏の名誉を傷づけた」と明らかにした。

李前団長はまた、役員会議の議事録の内容と審査基準などを報道資料を通じてマスコミにもらした疑い(仁川国際空港公社法違反)もかけられている。

鞠前行政官は、エアーポート72に参加したエース会員券取引所の非常任取締役員から 「公正な審査がなされず、落札業者は最初から決まっていて、他の業者はただ参加していたようだ」という情報を入手した後、姜社長と李前団長に電話をかけるなど、大統領府の行政官という地位を利用して取得した情報を利用した容疑(公務上の秘密漏洩および業務妨害)が持たれている。

検察はロビーの過程で、金品の受け渡しがあったのかどうか明らかにするために、李前団長と鞠前行政官の銀行口座を調べている。

二人に対する令状実質審査は、13日午前10時に行われる予定だ。



朴正奎 jangkung@donga.com