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「黄善洪をトップにチェコを破る」 ヒディンク監督

「黄善洪をトップにチェコを破る」 ヒディンク監督

Posted August. 15, 2001 10:02,   

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ゴール前での優雅でしたたかな動きから「コウノトリ」とのニックネームが付いた黄善洪(ファン・ソンホン、33、柏)がチェコ戦で尖兵として出場する。

「これからは、ただのテスト戦ではない。勝つための作戦を展開する」。

韓国代表チームのヒディンク監督は15日、チェコのブルノで行われるチェコとの評価戦を控えて特別な決意を示した。

「精鋭メンバー」を投入する場合、ヒディンク監督の信任を受けている黄善洪がセンターフォワードとして出場する可能性が有力。最近、欧州現地でのキャンプで、絶頂のコンディションを見せている薛鐗鉉(ソル・ギヒョン、ベルギー・アンデルレヒト)と今回のキャンプを通じて「合格点」を得た李天秀(イ・チョンス、高麗大)がそれぞれレフトウィングとライトウィングとして投入されるものと見られる。黄善洪のサポート役は安貞桓(アン・ジョンファン、アイコンス)が有力。

黄善洪は12日、代表チームには遅れてキャンプに合流した。11日、Jリーグ・FC東京との延長120分にわたる激戦にフルタイムで出場した後、13時間掛かって飛んできたが、特に負傷もなく、キャンプ合流後も体調が更に良くなっている。

黄善洪はコンフェデレーションズカップを通じてヒディンク監督を満足させた。メキシコ戦で先制ゴールを決め、豪州戦では長身の相手守備陣を振り切って決勝ゴールを成功させた。長身揃いのチェコ守備陣に食い込める適任者だとの評価。

さらに、黄善洪は前回のチェコ戦でゴールを決めており、一層期待が寄せられている。98年5月、2対2の引分けで終わった親善試合で黄善洪は0対2で負けていた後半、初のゴールを決め、引分けのきっかけを作った。

一方、今回のチェコ戦で、MFには崔成勇(チェ・ソンヨン)と李栄杓(イ・ヨンピョ、安養LG)が起用されるものと見られており、その外、宋鍾国(ソン・ゾンクク)、李敏成(イ・ミンソン、以上釜山)、姜迵(ガン・チョル)、イ・ギヒョン(水原三星)などが有力とされている。

代表チームは14日、試合が行われる予定のドゥルノビチェ競技場で調整しており、試合に備えている。



朱性元 swon@donga.com