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「いつまでも待つわけにはいかない」...陳副首相、大宇車売却交渉遅延で

「いつまでも待つわけにはいかない」...陳副首相、大宇車売却交渉遅延で

Posted August. 18, 2001 10:31,   

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陳稔(チン・ニョム)副首相兼財政経済部長官は17日、「大宇自動車交渉の妥結をいつまでも待っているわけにはいかず、今月末までに最終的な契約が成立しない場合、対応策を講じる必要がある」と述べた。

陣副首相のこのような発言は16日、李瑾榮(イ・グンヨン)金融監督委員長が「大宇自動車の交渉が遅遅として進まない場合、代案を考慮するのは避けられない」と触れた後に述べたもので、大宇自動車の売却交渉が遅延する場合、政府が他の案を実行に移す可能性があるものと見られる。

陣副首相はこの日、KBSラジオ時事番組に出演して「大宇自動車の売却交渉は債券銀行団に任せて進めているが、いつまでも待つわけにはいかない」とこのように話した。

陣副首相は「今月末までに債権団を中心に最善をつくして交渉を続けてほしいと呼びかけた」とし、「もし交渉が決裂する場合の対策はあるが、交渉が続いている現状では明らかにできない」と述べた。

陣副首相は司会者から「代案として公企業化、委託経営などを検討しているのか」と聞かれると、「現在交渉が進行中なので言えないが、代案は考えている」と答えた。

財経部関係者はこの日の陣副首相の発言に対し、「債権銀行が売却交渉をうまく進めるよう励ますためのものである可能性が高い」とし、「交渉のスピードを早めるよう促すための発言」と解釈した。

一方、現代自動車は「いかなる場合でも大宇自動車を委託経営することはない」と一部で取りざたされている大宇自動車の委託経営の可能性を一蹴した。

現代自動車の関係者は同日、「政府から勧められても大宇自動車の委託経営はいかなる形であれ関与しないというのが現代自動車の方針」とし、「これは大宇自動車の国内はもちろん、海外生産基地などを含む話で、絶対(大宇自動車に)関わりたくない」と話した。また、現代自動車のある関係者は「自動車はいくらでも作れるが販売は限られている。これが現代自動車が大宇自動車を買収できないもう一つの理由だ」と語った。



yhchoi65@donga.com