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朴賛浩(チャンホ)、一難去ってまた一難

朴賛浩(チャンホ)、一難去ってまた一難

Posted August. 24, 2001 10:04,   

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ただでさえ、スランプ気味である朴賛浩(パク・チャンホ、28)が手強い相手に出合う。対戦相手は「左利きピッチャーのお手本」と言われるアトランタ・ブレーブスのトム・グレビン(35)。

朴は25日午前8時35分(韓国時間)、アトランタのトナーフィールド球場で行われるブレーブスとの遠征試合で、グレビンと先発対決を繰り広げることになった。

グレビンはサイヤング賞を2回受賞したうえ、シーズン20勝以上を5回も記録したメジャーリーグ切っての左腕。87年アトランタに入団してから15年間通算219勝131敗、平均自責点3.41を記録しているベテランだ。多様な変化球と完璧な制球力、氷のような冷静さで「投手のお手本」とも呼ばれている。一時、アメリカの左腕投手の間では彼の「背中番号」47番を付けるのが流行ったぐらいだ。

グレビンは30代半ばに入り、ボールの威力が落ちているとの評価を受けているが、今季も既に11勝を挙げており、「制球力の魔術師」グレーグ・メドックスとともにチーム内の看板投手として活躍している。

8月にはいり、4試合に登板したが1勝も挙げられず、3敗を喫している朴にとって負担となる相手であることはまちがいない。それ上、アトランタとの今シーズン対戦成績は2勝2敗、平均自責4.66を記録している。アトランタは23日現在、ナショナルリーグ東部地区首位に立っている強豪だ。腰の負傷に、非難の世論など、国内外に窮地に追い込まれている朴が、今回のアトランタ戦で反転の契機を作れるかどうかにファンの注目が集まっている。



金相洙 ssoo@donga.com