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林東源の進退をめぐり、DJP正面対決の構え

林東源の進退をめぐり、DJP正面対決の構え

Posted August. 25, 2001 13:06,   

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大統領府は24日、 林東源(イム・ドンウォン)統一部長官の更迭を考えていないと公式的な方針を明らかにしたが、自民連の金鍾泌(キム・ジョンピル)名誉総裁がこの日、林長官の問責を求めたことが分かり、林長官の進退をめぐる連立与党内の対立が表面化している。

また、ハンナラ党が当初の日程を早めてこの日、林長官の解任決議案を国会に提出したことから、林長官の処理問題が政界の最大争点に浮上した。

金名誉総裁は24日、朝鮮通信使上陸記念日の除幕式への出席のため日本向けて出国する直前ソウルのシンダン洞の自宅を訪れた自民連の関係者たちに「オ張燮(オ・ジャンソブ)前建設交通部長官とともに、林長官も更迭すべきだった。これからは私たちも発言していかなければならない」と述べたと、自民連幹部の一人が伝えた。

自民連の季完九(イ・ワング)院内総務はまた、林長官の問責が自民連の方針であることを再び確認した。 自民連の邊雄田(ビョン・ウンジョン)スポークスマンも論評で「政府を威信を失墜させ、国民を愚弄したことに対し、それに相応する責任を取って林長官は自ら辞任すべきだ」と述べた。

ハンナラ党の季在五(イ・ジェオ)院内総務ら所属委員131名は林長官の解任決議案を国会に提出した。議員らは決議案で「林長官は現政権の対北朝鮮政策のもっとも重要な責任者として、平壌の「8・15民族統一大祝典」を控えて北朝鮮寄り勢力の露骨な利敵行為が予想されたにもかかわらず、代表団の訪朝の申請を承認し、利敵行為を幇助した責任免れることはできない」主張した。

彼らは「林長官はこのほかにも国家安全保障会議で北朝鮮の領海侵犯行為を事実上黙認し、韓国観光公社の金剛山観光事業への参加に関わっていないと述べたが、結局嘘であることが発覚した」と述べ、「林長官は大韓民国を危機に追い込んだ太陽政策の全般的な失敗に対する責任を取るべきだ」と語った。

しかし、朴鉂ヨン(パク・ジュンヨン)大統領公報主席秘書官は「訪朝団の一部の突出的な行動は問題だが、林長官に責任を問うことはこれとは別の問題だ」とし、林長官の更迭はまったく考慮にいれていないと述べた。

一方、金大中(キム・デジュン)大統領は大統領府で開かれた統一・外交・安保分野の長官との昼食懇談会の場で、8・15訪朝団の波紋と関連し、「政府としては固い信頼があれば送ってもいいのではないかとの判断から、訪朝を許可したが、結果的には残念なことになってしまった」と述べた。この場で金大統領は林長官の進退問題については直接の言及を避けた。



金昌赫 chang@donga.com