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国防部、数十億の予算を浪費

Posted August. 25, 2001 10:17,   

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1100億ウォン規模の予算がかかっている超大型の国防情報化プロジェクトである科学化戦闘訓練場(KCTC)中央統制装備の開発業者を選定する際、通話圏域と中継基地局について一定の規格に満たない内容で提案した双竜(サンヨン)情報通信が優先交渉対象者として誤って選定されたことが明らかにされた。

また陸軍は旅団クラスの主電算機導入計画を打ち立てる時、不必要なソフトウェアを購入して15億2900万ウォンの予算を浪費しており、新規導入した電算システムで業務転換が実現されなかったにもかかわらず維持補修契約を締結することによって毎月2095万ウォンを無駄使いしてきたことが分った。

こうした事実は国防部が24日国会予算決算委員会所属の野党ハンナラ党沈在哲(シム・ジェチョル)議員に提出した監査院の監査資料から明らかにされた。

監査院はこれと共に国防部調達本部がオリコン防空砲用射撃統制装備の性能を改良するための契約(14台、約381億ウォン)と関連し、製造会社の虚偽税金計算書に基づき12億6551万ウォン相当を高価で購買した事実を摘発し、関連者8人に対し懲戒措置を取った。

また監査資料によると国防科学研究所が韓米合同対潜水艦訓練の際、安全守則を違反し先配列曳航音波探知器(TASS)の試製品の音波探知センサーを傷付けて16億ウォン相当の予算を浪費した事実と、陸軍が戦車付属品を過多に調達し36億ウォン相当の部品を廃棄したことが分った。

陸軍本部は99年と昨年、災害将兵への支援に向けた水害義捐金2231万ウォンを募金した後2046万ウォンだけを某放送社に寄託し185万ウォンを流用しており、陸軍第3士官学校の緑地に許可なしにゴルフ場を造成した後原状復旧することによって1億ウォンの予算を浪費した。

また陸軍本部は、京畿道抱川郡(キョンギド・ポチョングン)の私有地2万2420坪を無断で占有し訓練場などとして使用しており、99年から2年間にわたって行った将校進級の審査では国防部が承認した人員より9人も超過選抜し、准将4人と大領24人など合計28人の副師団長を国防部長官の承認より超過して運営していたことが確認され、是正措置を受けた。



宣大仁 eodls@donga.com