Go to contents

ノーマン、健在を示す

Posted August. 25, 2001 12:57,   

한국어

「ホワイトシャーク」G.ノーマン(豪州・46)が復活に向けて第一歩を踏み出した。

24日オハイオ州アクロンのファイヤーストーンカントリークラブ(パー70・7139ヤード)で行われたワールドゴルフチャンピオンシップのNECインビテーショナル(総賞金500万ドル)の初日。

「引退説」まで流れていたノーマンは、この日全盛期時代の正確なアイオンショットとパッティングでバーディー七つを奪い、5アンダー、65打で回り、「8字スイング」で有名なJ.フューリックとトップタイに並んだ。97年のキャンパーオープン以来首位に立ったのは43の大会に出場して初めてのことであるほど、ノーマンはここ4年間極度の不調に陥っていた。

97年以降たった1勝も挙げられなかった彼の今季成績は10回の大会に出場して4回もカットオフを喫し、トップ10入り(べーヒル大会、4位タイ)は一回に過ぎない。

「ゴルフの皇帝」タイガー・ウッズ(米)が登場する前に世界のゴルフ界を牛耳っていた彼がスランプに陥った直接の理由は、98年左肩と去年お尻の手術を受けるなど体調が今一つだったため。成績が振るわなかったことから、彼は「本業」のツアー出場よりゴルフ場の設計と建設など「副業」に力を入れ、そのために試合の感覚を取り戻せなかった。

ノーマンは一日目のラウンド終了直後のインタビューで「ここ2年の間今日のようにショット感覚がよく、自身を持ってプレーしたことはなかった。さらに、ファイヤーストーンは私が4年前優勝したところだ」と言い、優勝への強い意欲を示した。

一方、スランプ脱出を狙うウッズも4アンダー、66打で回り、トップグループに1打差を付けられた3位タイで初日を終え、大会3連覇に向け好スタートを切った。食中毒で練習ラウンドまであきらめたウッズは、ボギーなしにバーディー4つを奪う見事なプレーで周りの心配を吹き飛ばした。

C.モンゴメリー、D.クラーク(以上英)、T.ビヨン(デンマーク)も66打でウッズとともに先頭グループを1打差で追い上げており、「100万ドルの優勝賞金」に向けて順調なスタートを切った

「メジャー無冠の帝王」という不名誉なレッテルを張られているF.ミケルソン、P.エイジンガー(以上米)、E.エルス(南ア)らが3アンダー、67打で7位タイに並んでおり、デュバル(米)は1アンダー、69打にとどまり、19位タイとなっている。39名の世界を代表するプレーやだけが集まった中、「インデアンの末裔」ノタ・ビゲイ3世(米)は何と7オーバー、77打で回り、最下位に押し出された。



安永植 ysahn@donga.com