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金総書記のロシア訪問中に、北朝鮮炭坑で食料を求めるストライキ発生

金総書記のロシア訪問中に、北朝鮮炭坑で食料を求めるストライキ発生

Posted August. 28, 2001 09:39,   

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朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正日(キム・ジョンイル)総書記のロシア訪問期間中、咸鏡北道(ハムギョンブクド)で炭坑労働者がより多くの食料配給を求めて、大規模なストライキを繰り広げたと、中国のある消息筋が27日、明らかにした。

北朝鮮の状況に詳しい同消息筋は「炭坑の労働者が金総書記の不在を利用して、大規模なストライキを展開し、咸鏡北道党書記が今月中旬、中国吉林省に急遽派遣され、31万ドル相当のトウモロコシ2000トンを購入して帰った」とし、「中国は1000トンを更に追加支給する問題について北朝鮮と交渉中」だと語った。

トウモロコシの1トン当たりの国際取り引き価格は150ドルだが、北朝鮮は国際相場ではない、食料援助に適用する割安の価格で3000トンの提供を求めているとのこと。

北朝鮮は95年以来、食料不足に苦しんで来ていたが、今年は干ばつのため食料難が更に深刻になるものと見られている。また同消息筋は、このため食料を求めて中国との国境を越える越境者が急増しているものと見られ、「6月末、チャン・ギルス君一行の韓国亡命以来、中国が取り締まりを大幅に強化しているため、脱北者達の苦痛が更に増している」とつけ加えた。



李鍾煥 ljhzip@donga.com