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与党と青瓦台の葛藤が増幅

Posted August. 30, 2001 09:56,   

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民主党の金重権(キム・ジュングォン)代表が28日に次ぎ29日も、大統領府青瓦台の秘書陣を強く批判し出し、与党と青瓦台間の葛藤がますます深まっている。

金代表はこの日、汝矣島党本部で記者団と会い、「青瓦台の一部秘書官が、私の忠誠心を九老(クロ)乙地区での再選挙出馬に向けた私欲と見做して、事実を歪曲している」とし、「代表就任から3ヶ月が過ぎる時点から私を揺さぶる勢力が出始めた」と述べ、28日に次ぎ、青瓦台の秘書陣を非難した。

金代表は特に「与党出身の参謀」と「与党内の一部勢力」など、東橋洞系(金大中大統領の家臣グループ)人物を指し示し、「私が青瓦台秘書陣の誤りを指摘するに至った心情を汲み取ってほしい」とし、「与党出身の参謀の中で、事実ではない嘘を言う人物がいる」と指摘した。

金代表は「一部は意図的に私を締め出そうとしている」としたうえで、「代表職をかけて党政改編を建議している、時期と幅は大統領が直接判断する問題」だと反発した。

しかし、金代表は自らの発言で再び、与党と大統領の葛藤が深まる恐れがあると判断したのか、田溶鶴(ジョン・ヨンハック)スポークスマンを通じて、「昨日の記者懇談会で明らかにした内容以外の新しいものはない」と事態の収拾に乗り出した。

一方、金成鎬(キム・ソンホ)議員をはじめとする民主党の初選議員の11人はこの日午前、会合を開き、金代表による波紋と関連し、確かな真相がまだ把握できずにいるだけに状況をもう少し見守りたいとしている。



尹永燦 yyc11@donga.com