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青少年を対象とした性犯罪者の身上、初めて公開

青少年を対象とした性犯罪者の身上、初めて公開

Posted August. 31, 2001 10:00,   

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国務総理傘下の青少年保護委員会(委員長—金聖二・キムソンイ)は30日、「青少年性保護に関する法律」に基づき、青少年対象の性犯罪者169名の身の上を初めて公開した。

対象となる性犯罪者らの姓名、生年月日、職業、住所(市郡区まで)、犯罪事実はインターネットと官報、全国16の市や道の掲示板に公開されたが、青少年保護委員会のインターネット・ホームページ(www.youty.go.kr)には6カ月間、政府中央庁舎及び掲示板には1カ月間、載せられる。

青少年保護委員会は「青少年を対象とする性犯罪防止のために教え導く文」を通して、「青少年対象の性犯罪は青少年の全生涯に致命的な障害を引き起こして、我々社会の基本倫理さえ破壊する」とし、「そのような犯罪の発生を警戒する気持ちからやむなく、身の上を公開することになった」と語った。

同文は、身上公開がその対象者家族に対する「連座制」という一部の批判を意識したか「身上公開の対象者家族の皆さんは、対象者らが過ちを認識して、正しい行動をするように関心を傾けて、支援してくれることをお願いする」と呼び掛けている。

身上公開された169名は、昨年の7月1日から12月31日の間に確定判決を受けた309名中「身上公開審査委員会」の審査を通して選定されたもので、犯罪類型は婦女暴行(未遂を含む)、強制猥褻、性買収(援助交際)、売買春の斡旋などだった。

同犯罪者から被害を被った青少年は242名で、16から18歳が103名(42.5%)、13から15歳は65名(26.9%)で、13歳未満でも74名(30.6%)もいた。

一方、身上公開者が一般的に多い名前の場合、同じ市郡区に住む同名の人が多い時では数十名にもなることが明らかになり、善意の被害者が発生する可能性が高いという指摘が出始めている。



夫亨權 bookum90@donga.com