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ハバード新任駐韓米大使と懇談会

Posted September. 01, 2001 09:54,   

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トーマス・ハバード新任駐韓米大使はソウル赴任を控え、先月30日、ワシントン駐在の韓国特派員らと懇談会を開き、北朝鮮問題や経済問題など、主な懸案に対する見解を明らかにした。

ハバード大使は「無条件で北朝鮮と対話をする準備が出来ている」という米国政府の方針を再確認し、対北朝鮮政策と関連して韓国と米大統領の見解の差は既に狭まったと強調した。次は質疑応答内容。

−金正日(キム・ジョンイル)北朝鮮総書記がブッシュ米大統領の対話再開の提案に答えると思うか。

「我々は、いつどこでも無条件に北朝鮮と対話をする準備が出来ている。我々は金総書記が対話の再開に応じることを希望しており、それが北朝鮮と米国、韓国の利益にもつながると思う」。

−ドナルド・グレッグ元駐韓米大使は最近開かれたあるセミナーで、米国がより穏やかな対北朝鮮政策を取るべきであり、北朝鮮をミサイル防衛(MD)体制推進の口実にしてなならないと明らかにしたが。

「グレッグ元大使は、韓国において重要な時期に大使を務めた優れた外交官で、我々は彼の見解を尊重しており、政策樹立の際にはこれを考慮すべきだと思う」。

−94年韓国の国家保安法を撤廃すべきだと主張したことがあるが。

「当時の私の主張は、21世紀には韓国が国家保安法が要らなくなることを望むということだった。これは私的な招聘公演で未来指向的な観点から言ったことだが、マスコミに違う意味に引用された」。

−3月の韓米会談ではブッシュ大統領と金大中(キム・デジュン)大統領との間で対北朝鮮政策に関する意見の食い違いがあった。10月にソウルで開かれる韓米首脳会談ではこのような異見を近づけることができると思うか。

「3月の首脳会談の時にはマスコミが報道したり推測したほど意見の食い違いは大きくなかった。ビュッシュ大統領が言ったのは、当時進行中だった対北朝鮮政策の検討が終わるまで、北朝鮮と直接対話をしないということだった。両首脳の見解の差は既に狭まったと思う」。

−両国間の自動車問題に対する見解は。

「昨年、米国は48万台の韓国製自動車を輸入したが、韓国に輸出した車は2000台に過ぎなかった。これは米国製の車が悪くて韓国製の車が優れているからではない。どこかで間違っているのだ。韓国政府は外国産車の購買者に対する税務調査の慣行をなくしたというが、まだ輸入車に対してはかなりの関税が課せられている。関税の引き下げは輸入車が歓迎されていることを示す強力な信号となるだろう。



韓起興 eligius@donga.com