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輸出入、6ヵ月連続減少

Posted September. 03, 2001 09:44,   

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輸出と輸入が6ヵ月連続減少するなど、輸出と輸入の同時減少が続いている。産業資源部(産資部)が今月1日に暫定的に集計した「8月の輸出入実績」(通関基準)によると、輸出額は去年8月比19.4%減の119億1700万ドルで、輸入額は去年同月比15.1%減の114億1600万ドルとなっている。

こうしたことから8月の貿易収支は5億100万ドルの黒字を記録した。貿易収支黒字は去年2月から19ヵ月間続いている。

今年の1〜8月の輸出は去年同期比8.9%減の1019億7500万ドル、輸入は10.1%減の950億3400万ドルと、貿易収支は69億4100万ドルの黒字を計上している。

8月に輸出が減少したのは、情報技術(IT)産業の低迷が長引いていることから、主力輸出品目の半導体とコンピューターの伸び悩みが続いていることと、去年8月の伸び率が30.1%高かったためだと、産資部は説明している。

産資部の金七斗(キム・チルドゥ)貿易投資室長は、「8月には輸出の減少率が7月(20.5%)より低かった上、休暇シーズンもあったのに、輸出額が7月(114億9000万ドル)に比べ、4億ドル以上増えたことからみて、輸出の低迷がもう底を打ったと思われる」と述べた。

品目別の輸出減少率を見ると、半導体が去年より62%減少した9億2000万ドル、コンピューター(—32%)、石油化学(—15%)、鉄鋼(—11%)などが特に減少した。それに対し、通信ケーブル(82%)、無線通信機器(47%)、自動車(2%)、船舶(1%)などは相対的に好調を見せた。

輸入は設備投資の冷え込みと景気低迷などによって、資本財が26.3%減ったのに対し、原材料は4.4%減少するのに止まった。その反面、消費財はカラーテレビ、衣類、化粧品などの輸入が増え、3.1%増加した。

輸出を地域別に見ると、主力市場の米国(—21.5%)、日本(—26.2%)、欧州連合(—10.2%)、中国(—10.7%)向けの輸出が減り続けている。ところが、大洋州、東欧州、インド向けの輸出などは増えている。

産資部によると、7月には台湾(—28.4%)、シンガポール(—27.6%)が史上最大幅の輸出減少率を見せ、日本も輸出が19%減少し、黒字規模が52%も急減するなど、中国を除いて、米国への輸出依存度が高いアジア諸国の輸出低迷がより深刻さを増している。



金相哲 sckim007@donga.com