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(10)検察総長、告訴・告発の選別受付を検討・・・「利害団体の検察訪問も規制」

(10)検察総長、告訴・告発の選別受付を検討・・・「利害団体の検察訪問も規制」

Posted September. 03, 2001 09:44,   

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慎承男(シン・スンナム)検事総長は先月31日、「検事がそれぞれ所信を持って働ける雰囲気づくりのため、事件の利害当事者による根拠なき計略と投書、政治家など各種利害団体の抗議訪問を禁じ、拠所のない声明なども捜査に影響を与えないようにする」と述べた。

慎総長は、就任100日(9月2日)を前にしたこの日の記者懇談会でこのように語った。

総長は、さらに「検事が心置きなく働ける雰囲気づくり」と「国民の苦痛を和らげる検察づくり」が自らの責務であるとし、「このために人員と予算の支援に止まらず、企画捜査に必要な『知識情報』を支援する一方、外部からの圧力を極力排除しようと努めている」と述べた。

とりわけ慎総長は、告訴告発の乱用がもたらす人権侵害を防ぐため、無理な告訴告発は受付けずに選別的に受理する案を検討中であると明らかにした。

慎総長は、国民へのサービス提供について、「検察庁に来る国民の思いを、病院に行く患者の心境として受止めるよう、検事たちに忠告している」と語った。

なお、国民が直接検事に面会できるようにした「検事対面権」の拡大施行や、国民に捜査結果を理解しやすく伝えるために、控訴状など各種文書の簡素化計画を樹立したのもこうした趣旨からだと紹介した。



申錫昊 kyle@donga.com