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ロシア・イルクーツクのガスパイプ路線をめぐり、平壌(ピョンヤン)で実務会談開催

ロシア・イルクーツクのガスパイプ路線をめぐり、平壌(ピョンヤン)で実務会談開催

Posted September. 06, 2001 12:30,   

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産業資源部(産資部)は、ロシア・イルクーツクのガス田(gas field)配管網が北朝鮮を通過する妥当性調査の実施如何を論議するための南北民間実務協議が6−7日に平壌で開かれると、5日発表した。

産資部は、韓国ガス公社の金鐘述(キム・ジョンスル)副社長を団長とする6人の民間代表団がこの日、平壌に到着したと明らかにした。

ガス公社は、今年2月初めに北朝鮮の民族経済協力連合会(民経連)にイルクーツクのガス田妥当性調査の際、北朝鮮での通過路線を検討する協議を行うよう提案し、北側が最近これに同意したことから実務協議が開かれるようになったと明らかにした。

パイプラインの経路は、西海を通過する海底路線などの様々な代案が論議されている。 北朝鮮との協議結果によって、北朝鮮を通過する陸上路線も代案の一つとして検討される可能性がある。

イルクーツクのガス田開発事業は、韓国・中国・ロシア3カ国が共同でイルクーツクガス田を開発し、2008年からパイプラインを通じて中国と韓国に天然ガスを供給する事業だ。

現在この3カ国の間でパイプライ経路を含んだ妥当性調査が進められている。早ければ来年から着工されるパイプライン工事の配管距離は4000㎞と推算され、事業費は110億ドルがかかる見通し。

イルクーツクガス田には、8億4000万トンの天然ガスが埋蔵されていることが確認され、韓国は向こう30年間、国内消費量の約40%に当たる年平均700万トンを確保する計画だ。

韓国では、ガス公社と石油公社・LG商事・暁星(ヒョソン)産業・大成(デソン)産業・大宇(デウ)建設・現代(ヒョンデ)総合商事・大宇(デウ)インターナショナル・韓化(ハンファ)の9社がコンソーシアムを構成して参加している。

イルクーツクから中国の哈爾濱(ハルピン)・瀋陽(シェンヤン)・丹東(タントン)と北朝鮮を経て韓国にガスが入ってくる満州(マンシュウ)通過ラインは、北朝鮮内陸部を412㎞くらい通る、総延長4115㎞に達する経路で、西海を通過するラインより185㎞くらい配管距離を減らすことができる。



金相哲 sckim007@donga.com