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8月伝貰金上昇率、15年ぶりに過去最高記録

8月伝貰金上昇率、15年ぶりに過去最高記録

Posted September. 08, 2001 10:12,   

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住宅の伝貰(チョンセ、保証金を預けて家を借りる不動産賃貸契約)価格が8月中の上昇率としては過去15年間で最高の2.5%上昇し、売買価格も91年4月以降上昇幅が最も大きかった。

住宅銀行は、8月中の住宅売買価格が先月に比べて1.9%値上がりし、91年4月(2.2%)以降上げ幅が最も大きかったと7日、発表した。

地域別の売買価格の上昇率はソウルが2.6%と平均を大きく上回っており、広域市は1.8%、中小都市は1.4%にとどまった。とくにソウル江北(カンブク)地域は2.0%上昇となったが、江南(カンナム)は3.3%も上がり、地域別の差が大きかった。規模別には大型と中型が各々1.2%、1.6%だった反面、小型は2.6%も上昇し、小型住宅の上昇基調が目立った。

住宅銀行は「銀行の家計向け貸出競争で住宅資金の貸し出し規制が緩和され、住宅を購入する需要者と賃貸目的の需要も増えている」と売買価格が上昇している理由を説明した。

伝貰価格が記録的な上昇を見せているのは、秋が引越しシーズンであるほか、低金利によって伝貰の月貰(ウォルセ、家賃を毎月払う不動産賃貸契約)への転換が拡がり、需要に比べて供給が遥かに足りないからだ。

実際、伝貰の月貰への転換要求率はソウルと首都圏が各々40.2%と40.8%に達し、これらの地域の月貰契約率も各々22.1%、21.9%にのぼっている。

地域別の伝貰価格はソウルが2.8%、広域市2.3%、中小都市が2.4%上昇しており、類型別にはアパートが2.7%、一戸建てと連立住宅も各々1.8%、2.7%上昇した。

今年に入って8月までの住宅売買価格は6.4%、伝貰価格は12.7%上昇し、ソウルの場合売買価格は8.8%、伝貰価格は15.8%の上昇となった。



李那姸 larosa@donga.com