4機の旅客機をハイジャックした自殺テロとは別に、2機の飛行機を乗っ取ってテロを企てていたものと見られる二組織の容疑者10人が、米国ニューヨーク近郊の二個所の空港で逮捕されたと14日、米国のマスコミが報じた。
▲ニューヨークの空港で逮捕された5人〓捜査当局は民間旅客機の離陸が再開された直後の13日午後4〜5時、ニューヨークのケネディー空港で男性4人と女性1人を逮捕した。これら一味は行き先の決まっていないニューヨーク発11日付けの飛行機チケットを持っていた。これらは11日、ニューヨークでロサンゼルス行きの飛行機を予約していたが、世界貿易センターのテロを受け、飛行機の運航がキャンセルされたため、搭乗できなかった。
このうち4人は11日、ニューヨークの空港で係員から身元の確認を求められた際、逃走した。
また、これに先立って、ニューヨーク・ラガディア空港では11日、5人の男が逮捕されている。こらはナイフ、偽のパイロット・ライセンスや身分証、搭乗便を指定しない飛行機チケットを所持していた。
同日、容疑者逮捕作戦のため、ニューヨーク所在の三個所の空港には、午後5時30分頃から再び着陸禁止措置が出された。
▲18人のテロリスト〓テロ捜査を指揮している米連邦捜査局(FBI)は、テロに使われた4機の旅客機乗っ取り犯が18人にのぼると発表した。
ワシントンポスト紙は、テロが発生した11日、ボストンを出発して世界貿易センターに突進したアメリカン航空(AA)11便とユナイテッド航空(UA)175便など2機にはそれぞれ5人のテロリストが乗り込んでいて、UA93便とAA77便など、他の2機には4人ずつ実行犯が搭乗していたと、14日報じた。また、飛行機1機には操縦技術を身に付けた乗っ取り犯が1人ずつ搭乗していた。
フロリダを拠点としていた乗っ取り犯の一部は、テロを強行する直前に所帯道具を残したまま、急に家族を中東地域へ送り返していたことが分かった。また、FBIはフロリダかバージニア州に住んでいた容疑者1人を大富豪のサウジアラビア外交官の息子と見ている。法務部はフロリダではテロ協力者1人がFBIに自首してきて、情報を提供したと発表した。
▲各国の捜査協調〓フランスの警察と情報当局は自国内のイスラム武装組織の一派が、米国テロ事件と何らかのつながりがある可能性について、諜報調査局(DST)の指揮の下で調査に乗り出したと、政府高官が13日明らかにした。これに先立って、米国はフランスからボストンへ飛行教育を受けにきたアルジェリー出身のフランス人1人を偽のパスポートを所持していた疑いで逮捕し、アフガニスタンを数回旅行した事実を突き止め、このフランス人に関する情報をフランス当局に要請していた。
米国とフィリピンの合同捜査当局はマニラのベイビューホテルを急襲し、爆弾を所持していたテロ容疑者の外国人数人を逮捕し、オサマ・ビン・ラディンとの関係を取り調べていると、フィリピンの捜査当局が14日明らかにした。
▲フライトレコーダーの回収作業〓11日、ピッツバーグ郊外で墜落したUA93便旅客機からブフライトレコーダーが発見され、飛行記録装置がワシントンの米連邦交通安全局(NTSB)に送られた。
捜査官はさらに墜落現場でボイス・レコーダー(音声記録装置)を探している。ワシントンでは米国防部に衝突したUA77便旅客機のブラックボックスから出てくる信号音がキャッチされたことで、捜索作業が強化されている。
▲疑いの晴れた容疑者〓米捜査当局によって乗っ取り犯の疑いがあるとされていたサウジアラビア出身のアドナン・ブカリとアミール・ブカリ兄弟のテロ容疑が晴れたと、米国のCNN放送が13日訂正報道した。CNNは、フロリダに住んでいるアドナン・ブカリはFBIのうそ探知機調査をパスして、今はFBIの捜査に協力しており、弟のアミールは昨年小型飛行機の墜落事件で死亡したと伝えた。
宋相根 songmoon@donga.com






