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株価が急速に持ち直し、480ポイント台を回復

株価が急速に持ち直し、480ポイント台を回復

Posted September. 19, 2001 09:28,   

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前日のニューヨーク株式市場の暴落にもかかわらず、18日、韓国や日本など、アジア各国の株式市場は全般的に持ち直した。

これは、米連邦準備制度理事会(FRB)など、各国の通貨当局が金利引下げ措置を発表し、同時多発テロ事件後、初めて再開したニューヨーク株式市場の取引が予想より落ち着いた雰囲気の中で進められたことによるものと分析される。

総合株価指数は前日より16.17ポイント上げた484.93ポイントで取引を終えた。コスダック総合指数も3.43ポイント上げた49.48ポイントで終了した。このような動向は、個人投資家らの「買い」注文によるもので機関投資家と外国人投資家らは売りに徹した。

東京株式市場は、欧州株式市場が土壇場に反騰したことで投資心理が回復し、日本中央銀行も米国と欧州通貨当局に次ぎ、金利引下げの可能性があるという期待感が広がったことから、為替相場が安定を取り戻した中、取引きを終えた。東京日経225平均株価指数は前場で3.22%(306.08円)上げたが、午場に入ってからは反転し、前日より1.85%(175.47円)上げた9679.88ポイントで取引を終えた。

香港、オーストラリア、シンガポールなどの株式市場も取引き直後から株価が急騰し、取引終了まで上昇気運は続いた。

これに先立ち17日、テロ発生以降、初めて再開した米ニューヨーク株式市場は開場直後、航空サービス企業を中心に売りが殺到し、一日間で684.81ポイント(ー7.13%)値下げた8920.70ポイントで取引を終えた。

一方、ドル相場はこの日、前日より1.8ウォン安の1ドル1296.90ウォンだった。東京為替市場では円ドル為替レートが1ドル118.07円で前日より1円近く円高となったが、これまでウォン安が続いていたため、大きな変動はなかった。



朴來正 ecopark@donga.comleej@donga.com