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朴賛浩、最悪の成績続く

Posted September. 19, 2001 09:46,   

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第4先発降坂に次ぐ4年ぶりの中継ぎ登坂、それからメジャーリーグに入門して8年ぶりの最悪の投球。事が拗れてもこれは悲惨な結果だ。

来年から自由契約選手(FA)となって、投手として史上初めて2000万ドルの年棒契約を狙っていた朴賛浩(バク・チャンホ、28、LAドジャース)が危機の男に転落してしまった。

18日、ロサンゼルスのドジャー・スタジアムで行なわれたサンディエゴ・パドレスとの大リーグホーム試合の場面。米国同時多発テロ事件で一週間の休憩を取った朴賛浩は、きれいにヒゲを剃って、試合前異例的に打撃訓練をするなど意欲を見せたが、いざマウンドに立つと空しく崩れてしまった。

中継ぎとは言え、7回表の1対1の場面でエースのケビン・ブラウンに次いだ2番目の登板。朴賛浩としては決して気分の悪い登板ではなかった。トレイス監督は試合前、記者と会い、「21日、アリゾナ戦で先発予定の朴賛浩を今日の試合に限って必要な場合、ワンポイントとして投入する」と前もって明らかにしていた。

しかし、朴賛浩は与えられたチャンスを生かせなかった。初打者のリキ・ハンドソンに4球、デンジェロ・ジメネスに右越の2累打、レイ・ランフォードにまた4球を許し、無死満塁の場面をもたらした朴賛浩は、4番打者のフィル・ネットに2点もの安打を奪われた後、ブッバ・トラメルを相手に4球を投げてからマウンドを降りた。サンディエゴは無死満塁の状況でドジャースの3番目の投手、エリック・ガンエーから2人の打者が連続インフィールドフライを打ち、1個のアウトカウントも捕らえなかった朴賛浩の失点は4点に増えた。

結局、ドジャースは4対6で敗れ、西部地区トップのアリゾナ・ダイアモンドバックスとの勝差は4試合、ナショナルリーグ・ワイルドカード・ランキングではサンフランシスコ・ジャイアンツに2試合差と水があけられた。

シーズン前半、無敵の威容を誇っていた朴賛浩は13勝11敗、平均自責3.41という平凡な成績に止まっている。

1勝を渇望してやまないトレイス監督は同日、負けている試合で抑えのジェフ・シャウを投入して、「ブラウンを3日の休憩後、22日のアリゾナ戦に再び起用する」と述べた。しかし、朴賛浩のエージェントであるスコット・ボラスは「オフ・ザ・レコード」を前提にトレイス監督をはじめ、コーチング・スタッフや球団の選手団運営方法について強い不満を示した。

一方、アリゾナの金炳賢(キム・ビョンヒョン)はコロラド・ロッキーズとの遠征試合で9回を完璧に抑えて、チームの7対3の勝利を守った。



張桓壽 zangpabo@donga.com