政府、２００３年から自動車の「固有ナンバープレート」実施

２００３年から自動車のナンバープレートに地域表示がなくなり、一度与えられた番号は地域を移しても、使い続けられるようになる。

建設交通部（建交部）は２１日、こうした内容の「自動車管理法改定令案」をまとめ、来年１月１日から施行すると発表した。

建交部は、地域表示が無くなった新しいナンバー・プレートの形態をを来年中に設け、自動車の持ち主の住居先が変わっても、従来の自動車登録番号をそのまま使えるようにする方針だ。現在は、住所を移す度に、移住先の地方自治体に新たに番号を登録しなければならない。

また、建交部は、自動車の製作・輸入時に受ける事前承認制度を、製作者が直接検査する「自己認証制度」を導入することにした。「自己認証制」が実施されれば、規定された条件を満たさない自動車を販売する場合、その自動車の売上の０．２％以内の範囲で、最高２０億ウォンまで課徴金を課すことにした。また、人命被害につながりかねない製作の欠陥を隠したり、欠陥を補完しない場合は、１０年以下の懲役あるいは３０００万ウォン以下の罰金を課すことにした。中古自動車の性能チェックを虚偽で行なった場合にも、２年以下の懲役あるいは５００万ウォンの罰金を課すことにした。

建交部は、現在、選択的に実施している新車評価試験を義務付け、２００３年以降製作される車輌に対しては一律に政府が実施する正面衝突など５項目のテストを義務づける方針だ。

黃在成 jsonhng@donga.com