日本、自衛隊の他国領土入りを認める方針 日経報道

日本政府と与党は、米軍のテロとの戦争に対する後方支援の法的根拠になる特例法に、自衛隊が該当国の同意を前提に他国の領土や領海に入ることを認める規定を挿入する方針だと、日本経済新聞が２３日報じた。

同法案によると、米軍がパキスタンで軍事作戦を繰り広げる場合、自衛隊はパキスタン領内に入ることができる。自衛隊が戦闘に直接参加できる可能性が更に大きくなった。

日本は９９年、日米新防衛指針（新ガイドライン）によって制定された周辺事態法で、自衛隊の後方支援範囲を日本の領域と公海に限定しているが、今回、他国領土や領海入りを可能にする規定を追加することにしたものと見られる。

沈揆先 ksshim@donga.com