「パパ、早く行こうよ」

米国の同時多発テロや国内で発生した各種の不正事件、そして長引く経済不況の中でも、確実に時は流れ、秋夕（チュソク、旧盆連休）がやってきた。「毎日毎日が秋夕のような日であり続けたい」と願う韓国民族最大の祝日を２日後に控えた２９日。大渋滞をも苦にせず帰省ラッシュの中に溶け込んだ３０００万人の韓国人の心には、平和と和解の願いが込められた満月が懸かっている。