ソウル大、延世(ヨンせ)大、西江(ソガン)大等130の大学が今月から年末にかけて2学期随時募集の面接口頭試験を行う。
今月にはソウル大、延世大、西江大等34の大学が、11月には87の大学、12月には9の大学が面接口頭試験の日程を控えている。
1学期の随時募集に続き2学期の随時募集では、面接口頭試験が当落を分ける最大の変数として浮上している。漢陽(ハンヤン)大学の特定教科優秀者試験の場合、最終合格者200名の内、144名の72%が深層面接と専攻の適性検査成績で第1段階の学校の生活記録簿の成績を補って合格している。
先月末まで面接口頭考査を行った高麗(コリョ)大、慶熙(キョンヒ)大、成均館(ソンギュングァン)大 、漢陽大等は英語読解と数学問題を沢山出題された。
入試専門家らは「大学が英語と数学の実力評価を強化する傾向を考慮し、本考査を準備する気持ちで英語と数学を中心に備えるのがいい。」とアドバイスしている。
▲英語の読解は基本〓1学期の随時募集の際は一部の大学のみで英語読解と簡単な会話問題を出題したが、2学期の時はほとんどの大学が系列を問わず英語の読解問題を出している。
高麗大学は文系の面接口頭と論述考査で英語の文章を出題、慶熙大学は理系の自筆考査で基礎科学に関する英語の文章を、漢陽大学は文系のグループ・ディスカッションで「土着民の生き方」に関する英語の長文を、ソウル市立大学では文系でテレビ歴史ドラマと交通ルールに関する英語の長文を出した。
▲理系は数学が当落を左右〓1学期の随時募集では簡単な計算問題から定義と用語の説明、証明問題、応用問題まで多様に出題された。 高麗大学は数学関連の自筆考査を別途に行い、漢陽大、ソウル市立大等、多くの大学が数学に相当のウエイトを置いている。
数学は計算の過程が重要であるだけに受験生は既出問題を細めにチェックし、中心概念と公式は覚えなければならない。行列、微分、関数等はお馴染みのテーマである。手も付けないほどの難しい問題は出ないので、あまり臆病になることはない。面接委員は受験生の数学的思考力を評価するため、答えが分からなくても諦めてはいけない。
▲基本教養評価は千差万別〓1学期のときは受験生が予想可能な時事問題や自己紹介書と推薦書の真偽を確認するレベルの問題が主に出された。
2学期の随時募集では大学ごとに多様な問題で弁別力を高め、論述コースの受講等を通じ訓練された答えを見分けると、入試専門家らは分析している。
受験生は政治、経済、社会的争点について自分の見解を整理し、高校の教科書で習った基礎概念等を活用して答えるのが良い。
予備校の ノ・ファンギ論述室長は「社会で争点となっている問題に、自分が希望する学科や系列を関連付けて考え方をまとめてみるといい。」とアドバイスした。
李珍暎 ecolee@donga.com