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「タリバーン政権は女性の敵」 グロスNEGAR代表

「タリバーン政権は女性の敵」 グロスNEGAR代表

Posted October. 05, 2001 09:38,   

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「同胞らの悲惨な生を知ってから罪責感に悩まされ、結局祖国へ戻りましだ」。

アフガニスタンの残酷な現実が、36年前に祖国を離れ米国人と幸せな結婚生活を送っていた女性の人生を変えてしまった。アフガン女性を助けるために組織された国際団体ネガル(NEGAR)の代表であるナスリン・グロスさん(55)。氏は先月戦乱中の祖国を25年ぶりに訪問し本格的な救護活動を始めた。

現地語で「友だち」乃至は「権利」という意味を持つ「ネガル」は、96年、タリバーンが首都カブールを占領し女性にあらゆるの迫害を加えていることに対抗するため、海外居住アフガン女性を中心にパリで組織された団体。これまではタリバーンの女性弾圧政策の中止を要請する500万名の署名を受け国連に送っており、女性基本権の保障を求めるアフガン女性指導者「300名の宣言」も導出させた。

—ネガルはなぜたりバーンを批判するのか。

「タリバーンはアフガン女性だけではなくすべてのアフガ人の生を壊した。タリバーン政権以前は教師の70%、医療人(医師、看護士)の75%が女性だった。タリバーン政権下で女性就業を禁止させたため、多くの学校が教師不足で閉校となり、患者らは医師不足で死んで行った。これは宗教の名を借りてほしいままにしたテロだ」。

—タリバーン政権がどういう風に女性を弾圧するのか。

「すべての女性に顔をベールでまとうよう強要したのはすでに知られていることが、女性は就職も勉強もできない。96年までアフガン大学生の50%は女子大生だった」。

—アフガニスタンの未来をどう展望するのか。

「タリバーン政権はすでに国民の支持を失ったため、間もなく崩壊するだろう。我々は女性の権利を尊重する新政権の成立を希望している。北部同盟は、カブールを征服すれば、我らの主張を反映した新しい憲法を設けると約束している。もちろん、戦争が開始されれば苦痛を嘗めるはずのアフガン女性を助けることも重要だ」。



kimkihy@donga.com