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朴セリ、6勝目向け首位タイの好調なスタート

朴セリ、6勝目向け首位タイの好調なスタート

Posted October. 06, 2001 09:49,   

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朴セリ(三星電子)がライバルのアニカ・ソレンスタムとの初日の対決で機先を制し、2週間連続の優勝と今シーズン6勝目達成に向けて、力強いスタートを切った。

5日米カリフォルニア州ヴァレーヨのヒドゥンブルックGC(パー72)で行なわれた2001三星(サムスン)ワールドチャンピオンシップ(賞金総額75万ドル)の初日で、朴はバーディー4つとボギー2つをマーク、2アンダー70打で回り、去年の新人王のドロシー・デラシン(米国)とともに首位タイに並んだ。

朴と同じ組みで対決したソレンスタムは16番ホールまで何と5打の差を付けられていたが、最終18番ホールでバーディーを奪い、3打差の7位タイ(1オーバー、73打)で初日の試合を終えた。

この日の試合は「天気」との戦いだった。全世界で厳選された20人の出場選手のうち、アンダーパーを記録した選手が5人しかいないほど、吹き荒れる強風(時速24〜40km)が選手たちを苦しめた。特に、前日の蒸し暑い天気のため、ほとんどが半袖のTシャーツに半ズボン姿で出場した選手たちはこの日、気温が摂氏11度まで下がると、雨着を着込んで不便な状態でプレーをした。

朴がソレンスタムとの格差をより広げるチャンスであった最後の18番ホール(パー5、497ヤード)で、かえってスコアを減らしたのも、この風のため。

突然向きを変えた強風にドライバーのティーショットが押され、左側のバンカーに落ち、レイアップした後、4番のアイオンで飛ばした3番目のショットはグリーンに及ばず、4オン2パットでボギーを叩いてしまった。朴は「ボールを目標地点に正確に落下させたが、グリーンが湿っていたためすぐ止まってしまった」と話した。

反面、ソレンスタムは18番ホールでバンカーの近くで3番ウッドで軽く打った2番目のショットが後ろに転がり、何と250ヤードの距離のホールカップをかえって過ぎてしまい2オンとなり、簡単にバーディーを奪う幸運を手にした。



安永植 ysahn@donga.com