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北方四島の第三国の操業禁止に対する与野党の反応

北方四島の第三国の操業禁止に対する与野党の反応

Posted October. 08, 2001 09:29,   

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与野党は7日、日本とロシアが北方四島周辺水域で第三国のサンマ漁を禁止することで合意したという日本マスコミの報道について、韓国政府が対策を講じるよう促す一方、日本の二重の態度を糾弾した。

与党民主党の田溶鶴(チョン・ヨンハク)スポークスマンは「小泉純一郎首相が歴史教科書歪曲問題などで悪化している韓国や中国との関係改善の模索を図る半面、周辺国に対するこの海域での操業を防ぐため、ロシアと交渉を行っているのは二律背反的な態度だ」と非難した。

また「関係省庁は韓日間のサンマ漁をめぐる紛争が単純に水産業界の問題に止まらず、国民レベルの自尊心や根深い対日感情につながる問題であることを認識し、徹底した対応策を設けるよう」と求めた。

野党ハンナラ党の張光根(チャン・グァングン)首席副スポークスマンは論評を出して「片手では首脳会談に向けた握手を求め、ほかの手では我が(韓国)漁民に刃物を振り回している日本に再び裏切られた」とし、「外交通商部は亡国外交で一貫する外交恥曝し部だ」と強く非難した。

權哲賢(グォン・チョルヒョン)スポークスマンも記者団との懇談会で「現政府が日本の歴史教科書歪曲問題について明らかな謝罪を受けていないまま、小泉首相の訪韓を受け入れることにしたのは、植民地時代を招いた親日以上の尊日行為だ」と強調し、「小泉首相の訪韓を撤回しろ」と促した。

同スポークスマンは「外信報道によると、小泉首相が訪韓し、反テロ戦争に日本自衛隊を戦闘兵として派兵する問題について協調を求めるという話しがあった」とし、「ともすると、日本の再武装を目指す小泉の政治ショーに巻き込まれる可能性がある」と指摘した。



金正勳 jnghn@donga.com